ブラックプール奮闘記6・7・8日目

6日目。28日日曜日は、オフ。

月曜日はスタンダードの試合ですので今日はのんびりしようと

トラムやバスにのってお散歩でした。写真はダブルデッカーのトラムです。海岸線をずーっと走っています。これはオールドタイプ。今ではもっとかっこいい現代的なトラムが走っています。

 

 

さて7日目。29日月曜日。 いよいよスタンダードライジングです!

スタンダードのコンペは楽しみでした。。。楽しみというと語弊があるかもしれませんが

ラテンも楽しみでしたが自分の感情的にはメラメラ。スタンダードの試合はいつもワクワクします。

何年か前に1度だけブラックプールで踊ったことがありますが、その時はわけもわからず終わってしまった感じでしたので

今回は何とか自分たちの踊りをしたい!と思っていました。

しかしやはりブラックプール。何がやはりかといいますと、フロアーが長く通常のコンペの倍ぐらいあるのかもしれません。

ですから、フロアークラフトが大変。私達からすると踊っても踊ってもフロアーが終わらないような感覚でした。しかもまわりは上手で身体も大きなダンサーばかり。

他のカップルの肘が ちょうど私の顔面に来ることがあるのでとても怖いです。優雅に踊るのは本当に大変だなーと改めて思いました。

気持ちがひるんだらいい踊りは出来ませんから こちらに来てからもラテンと合わせて練習していました。

 

本番は頑張りました。1予選敗退とやはり悔しい結果ではありますが自分で言うのもなんですが成長しました!!

そしてすごく楽しかったです!気持ちも負けなかった!

技術的にはもっと勉強、練習しなくてはいけないことも分かっていますので今後がんばります!

写真は、会場の様子です。これはチームマッチの写真です。前回のブログで載せそびれました。

素晴らしい会場と照明。よくみると3階まで人がいっぱいです。

 

 

 

 

 

続いて、8日目。30日火曜日はJCFカレー会です。

インド料理店「AKASHI」にJCFの上層部の先生方から選手が全員集まる毎年恒例の会となります。

ここでは、カレーが食べ放題。ドリンク飲み放題。デザート付。美味しいカレーやお米、ナンをお腹いっぱい食べることが出来ます。

選手同士で色々な話をして盛り上がり、いつもライバルのみんながほんの束の間和気あいあいと出来るいい機会です。

この会には、尊敬する偉い先生方が沢山集まります。われらが師匠 大好きな山本千恵子先生をはじめ 毛塚道雄先生・雅子先生、鳥居瑤子先生、天野博文・京子先生

などなど その他OB・OGの先生方も有名な先生ばかり参加されます。普通こういう場は緊張するものですし粗相のないようにと思うものですが、

毎回、堅苦しい事は一切なし。「気にせず食べろ~!たくさん食べろ~!」ということで JCFの先生方の懐の広さ、器の大きさを感じました。

しかも今回BA(ブリティッシュエアウェイズ)のハッキングトラブルで イギリス国内の移動に大変苦労された先生や、スーツケースが届かない先生もいらっしゃったにも関わらず

私達選手を沢山応援して下さいました。JCFの先生方いつも本当にありがとうございます。

 

そして、ここで心に響くお言葉を頂きました。

毛塚道雄先生より「ライジングを見たら、みんないい顔でいきいき踊っていましたよ。日本ではあまりそういう顔は見ないな。本選も頑張りなさい。」

実は、ラテンの師匠鈴木先生もそんなことを昔言っていました。 昔はそれを聞いてどういうことかよくわかりませんでした。

しかし、今回はこの言葉がすんなりと私の中に入ってきました。

 

「死に物狂いで」「ここでケガをしても命を落としたとしてもいいからなんとしてもいい踊りを踊り切りたい!誰にも負けたくない。自分にも負けたくない。」

自分自身がそんな気持ちでいたので 「本気で踊る」ということがいい顔・戦う顔に繋がっていくんじゃないか。演じるのではなく・・・

それと同時に、見て下さっている先生方が粗を探すような冷たい目で見ているわけではなく心から応援して下さっていることも分かったので

大変心強く思うことが出来ました。本当に嬉しい気持ちになりました。