UK戦②

こんばんは。前回のブログから日にちが経ってしまいました。早く続きが読みたいと嬉しいお言葉を頂いておりましたが

体調を崩し、本当に珍しく5日間ほど練習ができない日が続きました。

今週は元気です!!

 

 

 

さて、UK戦続きを書かせて頂きます。

15日火曜日、ライジングスター戦です。

毎年、午前中はアマラテンとプロスタンダードの予選。午後からアマスタンダードとプロラテンの予選と決まっています。

14時から1予選スタートなのでゆっくり準備が出来ます。買っておいたヨーグルトとトーストにチーズとハムを挟んだ朝食をホテルの部屋でこそこそ作って食べます。

今回、朝食がついておらず別料金で朝食はあるものの

試合の準備をするのにわざわざ食堂に行くのはちょっと面倒なので・・・

 

 

メイクもヘアもバッチリ。セルフタンニングローションで小麦色の肌にして、いざ会場へ。

3時間前に会場に入り試合の雰囲気を感じるためにフロアーサイドへ。もう何回もきているのにやっぱり緊張します。。。

身体を動かして!

さあ、競技開始です。

 

 

まず1ヒートに20組ほどのカップルがフロアーに入ります。「Stand Together」と言われたらカップルがくっついてスタートを待ちます。全員がいることを確認してスタートです。

本当は自分たちの踊るスペースを確保するために少し動いていたいのに。。。。でも焦ってはいけませんね。余裕をみせなくては。。。

と思えば思う程緊張したりして。。。。

 

私達は54番でしたので3ヒート目でした。

練習してきたことを出し切りたいと頑張りました。

 

 

1予選が終わり1時間後ぐらいに2予選が始まります。

勝ち進んでも背番号の張り出しはありません。コールのみ。もちろん英語なのでしっかり聞いていなくては聞きそびれてしまいます。

残念ながら呼ばれることはありませんでした。ざんねん!!

 

やはりアジア圏の選手は、何人かが踊るヒートを間違えて 退場するときに呼び止められてもう一度次のヒートで踊ることになっていました。

 

さて、夜の部のライジング決勝までしっかり見て色々と2人で話し合います。

次の日のアマチュアラテンも見て、どうしたらいい踊りが踊れるか本選に備えます。

 

もちろん、落ちたら悲しいです。はっきり言ってどん底です。終わってしまって正直恥ずかしいし「あーもう終わりだ。自分は全然だめだー」

と思います。「イギリスに来ない方がいいのかも。もう踊らない方がいいのかも。」とも思います。

 

 

でも、試合を見ていると「やっぱりもっと上手に踊れるようになりたい」「あの人のように素敵に踊りたい」と思い直します。

 

 

自分は恥ずかしい人生をおくっているのか。

自分が信念を持ってやりたいことがあるのは下手だったとしても誇りに思ってもいいんじゃないか。

だとしたら負けてしまったけど恥ずかしがったら逆に負けなんじゃないかと思うようになりました。

どんな経験も無駄にしないように精一杯がんばりたいです。

スタジオをお休みさせてもらって 大金を使って 長い移動をして折角行くんだから 

いい事も悪い事も二人の財産にしたいです。

 

17日水曜日はアマチュアラテンとプロスタンダードの日です。

スタンダードの日本人選手の応援をしながらラテンをしっかりみて次の日の本選に焦点を持っていきます。

アマチュアラテンでは師匠の大竹先生がジャッジをしていました。

ジャッジの目は選手をどう見るのか、本選へのアドバイスをもらうためにジャッジの休憩中に色々なお話をさせて頂きました。

日本の試合では、1日で終わってしまうので アドバイスされたことをすぐに実践で試すことはできませんが

明日の本選ですぐにトライ出来ることはいいことです。また、こんなにじっくりダンスについて話すこともできないですから本当にいい時間を持つことができました。

師匠の大竹先生と鈴木先生とお話をすると、心が満たされるから不思議です。沢山のアドバイスとパワーをもらうことが出来ました。

 

 

さて、渡英中の食事ですが

韓国料理の大衆食堂のようなお店に今回初めてはいりました。小さなお店で、店内は14名程が食事できるいすとテーブルがあります。

持ち帰りもありました。セルフサービス風なのでチップはいらないお店でした。

やはりイギリスの物価は高いので1度の食事で結構な金額になります。さらにチップを10%払うことになるので一番痛いところです。

5月のブラックプールではアパートで自炊をするので食費はあまりかかりませんが UK戦ではホテルなので毎回の出費が大変です。

この、韓国料理屋さんのビビンバとキムチチャーハンと海苔巻きが美味しかったので、ジャッジで忙しい師匠にはカレーと焼きそばを差し入れました。

セルフサービス風と言いましたが、お店の方が親切丁寧で全部お世話してもらったので普通のレストランと変わらない対応でした。

 

他の日は中華のお店に入りました。イギリスの中華は本当においしいです。

スープとチャーハンと青梗菜炒めは絶品。

パブは有名ですが、お酒を飲めない私達はちょっと躊躇してしまいます。。。

その他イタリアンやインド料理もおいしいです。

 

ただレストランは高いので、ホテルでこそこそ食べるカップルも大勢います。

冷蔵庫が無いので買いだめはあまりできません。。。

あるカップルは、ホットプレートを日本から持って行って部屋で肉を焼いたらばれて怒られたとか。。。

日本からお湯を入れればすぐに食べれるご飯を大量に持っていく人もいるようです。

 

みんな、ダンスの為に色々な部分で頑張っているのです。

 

 

さて、いよいよ本選についてですがまた次回にいたします。