ガンダム~富井由悠季の世界~4

こんにちは。佐々木です。

昨日は、仕事の合間を利用して静岡県立美術館へ行ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大坂先生の希望で

「富野由悠季の世界」という展示を観たいとの事でした。

初めに富野由悠季ときいて全くピンとかなかった私ですが・・・・

行く前に検索してみたら・・・・大坂先生の好きなガンダムの世界のようでした。。。

 

 

 

 

女ばかりの家庭で育った私は、リアルタイムでもガンダムを見たことが無く

大坂先生と知り合ってから見せられたので

ガンダムの世界観は何となく知っていたものの

富野由悠季さんの存在はしりませんでした。

 

 

さて、美術館に行ってみると

平日という事もあったと思いますが

大人ばかり。

大学生から50代ぐらいのほぼ男性でした。

女性は3人ぐらいでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

入口から入って最初の展示は、学生時代の絵や作文などが展示されていました。

幼少期から宇宙へのあこがれやロケットなどへの興味関心がすごかったようです。

それに絵が上手い!!

やはり好きな事に没頭してそれを貫くパワーは凄いですね。

この、幼少期の夢や憧れが

そのままアニメのプロデュースに活かされています。

 

手塚治虫さんに見出され、ジブリでおなじみの高畑勲さんや宮崎駿さんとも仕事をし

数々の素晴らしい作品を世の中に生み出してきた方です。

 

 

なんとなく見せられていたガンダムの世界ですが

地球の人口増加と食料難そして環境の悪化等によって宇宙に移住するためのコロニーが作られていたり、

地球の環境の悪さについて表現されていたり

宇宙エネルギーについてだったり宇宙戦争だったり。。。

まだ起こっていない問題を想像して作り上げている世界観は驚くべきものです!

 

丁度、ガンダムの放送が始まった1979年ごろは世界的な人口増加が始まっていました。

富野さんは、アメリカの何かの論文か新聞かにそのことが書かれていたことから

人口増加に伴う様々な弊害を想像してアニメに取り込んでいったそうです。

 

 

ガンダムに熱狂している人たちは本当に多いです。

 

登場人物や空間などの細部にわたって

事細かく設定することでアニメにリアリティーを生み出しています。

 

ですから、子ども達だけでなく大人もすんなりと入り込むことが出来るのです。

 

 

私達のショーダンスも見習うべきところがあります。

その1歩やその手の動き、その瞬間の表情1つ1つに

その人の家族構成・生い立ち・性格などから繋がるストーリーがあるのです。

ショーを踊る時は佐々木由季子のままではダメだし、なんとなくの大まかなイメージでは安っぽいものになってしまうのです。

と、コーチャーから注意を受け続けています。。。。

 

ということで、

色々と考えさせられました。

そしてしっかりとガンダムシリーズを見てみようかな~という気になっています。

 

長く世の中に残るものには匠の技やこだわりの他にも

それを製作する方のストーリーがあるのですね。